汗の分泌がワキガの根源なのです!

ワキガは、別名「臭汗症」(しゅうかんしょう)、あるいは「腋臭症」(えきしゅうしょう)とも呼ばれており、日本人の場合は10~20人に1人程の割合でいると言われています。

原因となる汗には3つの分泌腺がありますが、それぞれどのような役割と影響があるのでしょうか。順に見ていきましょう。

エクリン汗腺について

エクリン汗腺は、人間の体には約230万個ありほぼ全身にくまなく分布していて、体温調節などの役割も持っています。ここから出る汗の主成分は、塩分を含んだ水です(水:塩=99:1)。アポクリン汗腺の汗のニオイを広がらせる役目を果たします。

この汗は体温調整のために必要な汗で、主に暑いときやスポーツをしたときなどにかきます。つねに汗を分泌することで、汗と皮脂腺から出る皮脂がまざりあい皮膚を保湿しています。

エクリン汗腺からの汗をかいた後は皮膚は弱酸性になり、常在菌が繁殖するのを抑制しています。ワキガによるニオイの発生を防いでくれる特性の汗と言えるので関係ありません。

アポクリン汗腺について

ではアポクリン汗腺はどうでしょうか?

この汗腺の特徴は、脇の下をはじめ、乳首のまわりや耳の中、性器の周辺など特定の場所に集中していることです。

サラサラのエクリン汗に対して、こちらの汗は、脂肪・鉄分・色素・蛍光物質・尿素・アンモニアなどの成分が含まれる粘り気のある乳白色がかった液体です。

分泌される汗自体はほとんど臭いませんが、空気に触れると変質しやすい性質があり、皮膚表面の細菌によって分解されると独特のニオイを発したり黄バミや汗じみの原因にもなります。

普通アポクリン汗腺は、ホルモンの関係上、思春期にいくらの粒くらいの大きさに発達し老年期に小さく衰えて行きます。したがって、ワキガは中学生頃から最も多く発生します。

このようにワキガは、アボクリン汗線によってもたらされているのです。

皮脂腺について

皮脂腺は油脂成分を分泌しており、全身の皮膚に分布しています。
そこから多くの皮脂分が分泌されると、皮膚上の細菌はそれをエサにして増殖します。

この皮脂腺分泌物に含まれる脂肪酸が雑菌と混ざり合うと、ワキガのニオイを強め、さらに衣類や下着のワキの部分に黄褐色のシミなどが付着します。

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